工法紹介
●SMW工法
この工法は連続柱列杭工法とも呼ばれています。スクリューで地面を掘りながらセメントミルクを吐出して削孔している土砂とセメントミルクを混ぜ合わせて、地中にセメントの柱を作り上げていきます。この柱は隣のセメントの柱と繋がっており、最終的に地中に柱列セメントの壁が出来あがります。
軟弱地盤では上記写真のようにスクリュー3本を同時に駆動させて施工しますが、固い地盤の場合はあらかじめ地盤をゆるめる先行削孔を行うか、ダブルオーガー工法を用いることになります。 ビルなどの地下部分を作る際に、地盤を掘り下げますが全面をセメント壁で囲むことにより土砂崩れや地下水の侵入を防ぎます。
オーガーやスクリューが大掛かりな装備になりますので、ベースマシンは三点式杭打ち機が基本となりますが、施工規模が小さい現場ではラフタークレーンで施工することもあります。